ヤングの行く夏、来る夏【Ｋａｎｏｎ】ＤＶＤ６巻レビュー

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【Ｋａｎｏｎ】ＤＶＤ６巻レビュー

第１６話『真夜中の聖譚曲(オラトリオ)』
第１７話『姉と妹の無言歌(リーダ･オーネ･ウォルテ)』
第１８話『消え去りゆく緩徐楽章(アダージョ)』

「舞ルートが終わって栞ルートに突入なんだけど…

　どうにも釈然としない感じが続いたわね…」

「やっぱり栞が全然病気で死にそうに見えないのが大きかったと思います…」

第１６話『真夜中の聖譚曲』

魔物騒動が解決し、舞も沙祐理さんも入院中で卒業式に間に合うかどうかという話になります。
そして病院を苦手というあゆとそんなあゆを見て不思議がる看護婦さん。
秋子さんが風邪で倒れて大慌てするあゆは秋子さんの看病をすることに。
混乱するあゆにアドバイスする名雪がすっごい頼りになってます。
秋子さんの風邪もだんだん良くなってきたので祐一は栞とデート。
栞は絵を描くことが好きだったり、モグラ叩きが脅威の下手さだったりｗ
いろいろ遊んだ栞たちは学校へ潜入。
栞がただの風邪ではないことを知っている祐一は栞にそのことを伝えます。
そして香里から呼び出された祐一は香里の妹である栞が次の誕生日、つまり次の日曜までしか生きられないことを教えられるのでした…。

<第１６話の感想>

栞ルートに突入ですが、栞ルートの真骨頂はやっぱ栞と香里のやりとりだと思ってます。
ということで最後の香里が祐一に栞の余命を告げるところは原作のＣＧそのままでキレイだったです。
しかし栞が全然病気に見えんから悲壮感が全然ねぇｗｗ
少しでも咳をしたり、私、実は病気なんですみたいなリアクションがあった方がよかったと思いますが…。
まぁ１６話は祐一と栞の仲が接近する様子でしたが、デートのときに流れたLast regretsのアレンジバージョンがなんかよかったな～。

第１７話『姉と妹の無言歌』

夜中に栞と会った祐一は栞にお兄ちゃんでいてほしいと言われ、それを了承。
そして祐一は病気はどうしても治らないと栞に言われてしまいます…。
学校に登校してきた栞は祐一と昼ごはんを食べたり。
栞の期待に答える祐一でしたが、栞の死を受け入れることが出来ず、栞の存在を否定し続ける香里。
祐一は栞の誕生日に望むことをしてあげたいとあることを思いつくのでした。

<第１７話の感想>

「起きないから奇跡って言うんですよ」

このセリフは迷言中の名言ですね。
栞は死に間際で諦めを含んでるセリフなのにサラッとこれを言うのが印象的なんですよね。
ただやっぱり全然栞が死にそうに見えないんで感動が半減しちゃうわけで…。
家か病院で寝込んでて無理して出てきたって感があればいいのにね。
普通に来週に死ぬ人間が学校に登校している時点でおかしいよｗ
原作もこんな感じだったけな～？
それにしても祐一を呼んだお団子頭のクラスメートがかなり可愛いｗ

第１８話『消え去りゆく緩徐楽章』

栞の誕生日パーティーをすることを思いついた祐一。
一番の問題は香里も遅れながらの参加でしたが、相変わらず栞と香里の間にわだかまりがあります。
そんな空気を壊そうと祐一と北川が体を張って盛り上げ、次第に２人にも笑顔が…。
パーティーが終わり、香里は栞は自分の妹だと公言し、栞に心を開きます。
そのあと祐一と栞はデート。
栞が初めて祐一たちと出会った日、その笑い声でリストカットを思い留まらせたことや、自分と仲良くなれば、死んだときにその人を悲しませることになってしまうと言う栞に、祐一は栞と出会えて良かったと話します。
そして栞の誕生日を迎え、祐一は栞にスケッチブックをプレゼント。
しかし栞はそのスケッチブックに別れの書置きを残して消えてしまうのでした…。

<第１８話の感想>

「わたし、笑っていられましたか？

　ずっとずっと笑っていることができましたか？」

栞の話って名言多いですよね。
香里の「栞は…私の妹なんだから」とかね。
特にここのシーンってすごく好きです。
原作は誕生パーティーがなくて、祐一、栞がお茶しているところに名雪、香里が遭遇。
そっから別れ際にこの流れになったんですよね。
しかしアニメの方はマジで北川が良いキャラしてるな。
この重い空気を壊そうと努力するのはすげぇですわｗ
で、これで栞ルートは終わりなんですかいの？
何か釈然としない終わり方だった。
だから栞が誕生日までしか生きられないのに全然死にそうに(ｒｙ
もし栞が本当に死にそうな感じだったらここは泣いてたと思います。
原作のここのシーンって結構泣きそうになった記憶がありますからね～。
しかしKanonはリストカット率が高いなｗｗ

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2007/06/11 23:20
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